えり新 すずめ様
昨年は、のんびりとかまえていましたところ、
結婚式に間に合うよう仕立てて下さりありがとうございました。
その時の小紋は、3月に着ました。
パソコンが苦手なので、写真を送ります。
となりに写っているのは主人です。
えり新さんで一つ一つ買い求め、
気が付けば、トータルコーディネートの完成です。
写っていませんが、くるみ色の草履を履いています。
きものを着ていると、見ず知らずの方にも「すてきねー」と声を
かけていただけて、洋服では絶対にあり得ないことなので嬉しく思っていますが、
この小紋は特にほめられ、しげしげとながめられ、
うれしいやらはずかしいやら、何だかとっても楽しかったです。
えり新さんで求めたものは、本当によくほめられます。
直接お会いしていないのに、どうして似合うものがわかるのですか?
新之助上布は、真夏なのに暑くありませんでした。
「すずしそう~」と言われて、内心ガッツポーズでした。
喜んでちょうだいしたシルバーっぽい博多献上の帯に合うよう、シックな柄を
求めましたが、お察しの通り、この帯は私のイメージではありません。
結局、ポップな朝顔の麻帯と合わせて、大好評でした。
次は、明るい色のチェックやストライプもいいなーという風に
想像して楽しんでおります。
それでは、また機会がありましたら よろしくお願いします。
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すずめより
お手紙にも書いてくださっている小紋は、いくつかお勧めの小紋を画像で
ご紹介し、その中からお決め頂いたものでした。
きっとお似合いだろうな、と想像しておりましたが、
思いもかけず、先日ご丁寧なお手紙とお写真をお送りいただき、
素敵なご主人様の横でにっこり微笑むI様を拝見いたしました。
お幸せそうで良かったな、
と心から嬉しくなったすずめでございます。
似合うものをお選びになるのは、I様ご自身です。
少し大袈裟な物言いに感じるかもしれませんが、
専門店といいますものは、その店主の好みや審美眼などが
色濃く反映されているものだと思います。
何を美しく綺麗だと思い、大切にしているものはなにか。
その価値観にご共感頂ける方がお客様になってくださる。
そんなものだと思いますので、
お声をかけて頂いたその時点で、
八割方はお似合いの着物や帯が出来てくる、そういっても言い過ぎではないように
思います。
仕事柄、電話のお声を聞いただけでも、
ある程度お似合いのお品を想像出来ますので、
お電話でのやりとりのみで、お求め頂くこともあるのですが、
それもこれもお客様からのご信頼の賜物だと、本当に嬉しく、また身の引き締まる
思いでもございます。
着物コンシェルジェとして、是非今後とも末永くご利用くださいませ。
買って終わり、売って終わり、ではなく、
つかずはなれず、の程よい関係が心地良いですね!
今後とも、I様、末永くよろしくお願い申し上げます。
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