* 日の夜、大阪のとあるフレンチレストランで、7月末に
ブラジルから帰国したばかりの歌手(女性)のライブがありまして、
行って参りました。
このあいだ仕立てあがったお初の夏御召に、最初予定していた
黒地に蜻蛉柄の麻の名古屋ではなく、白地に色柄ともに抑え気味の
紅型の紗紬の名古屋にしました。細かい格子柄ですが、遠めには
薄いブルーグレーの無地に見えますし、透け感があって涼しそうに
見えましたが、実際に同じテーブルについた見ず知らずの方
(おばさまのグループ)から「涼しそうにきれいにお着物を着てはりますねぇ」と
言っていただきました。誰もが蒸し暑いと口々に言っていた一日でしたので、
「こんな日に着物を着て暑いでしょう」と言われなくてホッとしました。
当日は淀川でも神戸でも花火大会が催されていたらしく、明るいうちから
浴衣姿の女の子やカップルが駅に溢れ返っていました。花火大会の日の
浴衣だけでなく、もっと普段にも和服姿の人が増えればいいと思った一日でした。