単衣着向けの定番織物といえば「本塩沢」。
憧れていた着物先輩の皆様方が素敵に本塩沢を着こなして、眩しい陽射しの中、日傘を手に優雅に歩いてらっしゃるご様子を今でも覚えています。
いつかはこんなふうに着物を楽しみたいなと思いつつ、充分大人世代に育った私ですが、果たしてそうなれたのかどうか。
日々研鑽でございますね、頑張ります。
余談が長くなり失礼いたしました。
弊店好みは伝統工芸品指定の絣柄、中でも蚊絣が大好きなのです。
白地と黒地の蚊絣柄を頂戴いたしました。
蚊のような小さな絣だから蚊絣と命名された絣柄。
ネーミングの由来を伺うと尚一層、産地の皆様の想いに心が向きます。
手仕事の着物を着たくなるのも、
着物の素晴らしさはもちろんですが、人の想いを感じられることも大きいのではないでしょうか。
さらさらっとした肌心地や裾さばきはお単衣に最適です。
長く愛される本塩沢。
是非お手元にお迎えください。
作品は、弊店オンラインショップに掲載いたしました。
ブログ記事文責:女将(ニックネーム:すずめ)