桜の便りが届き始めると締めたくなるのが桜の帯や桜の着物。
この黒地に絞りの垂れ桜の染め帯は、古い羽織からのリメイクです。
あちこちに継ぎを入れつつ、何とか作り帯として再生しました。
もうどう頑張っても着られない~(泣)と、お嘆きの皆様、羽織のリメイクは帯への再生がオススメです。
大切な想い出と共に、着続けていただけますね。
着物は、桜色に銀鼠色の市松綾地紋の白たか綾織。
帯締めは薄桜色のゆるぎ組、帯揚げは二色暈かしの縮緬地で、若芽色をメインに出しつつ、ほんのり桜色も覗かせて結んでいます。
桜の着物や帯ではなく、帯揚げや色での表現は如何でしょう。
こちらは3月の夢訪庵展でのコーディネート、
帯は夢訪庵、着物は先と同じ、市松綾織りの白たか御召。
花尽くしの帯揚げと白たか織の桜色で、桜をイメージした「つもり」でございます。
帯揚げの花柄は、正面からだと半分ほど、お太鼓の両端脇からだと花がはっきり分かる、
そんな見え方ですが、この「少しだけ見える」分量でも案外と効くのですよね。
はい、ほぼ自己満足の世界かもしれません。
かもしれませんが、楽しいのですもの。
帯締めは御嶽組の三色橫段柄。この帯締めも遣い勝手よくヘビロテ中。
細めなので、私は夏も締めています。
さて、オンラインショップでは帯締めの同品をご紹介しています。
花尽くしの帯揚げは同柄お色違いをご紹介しています。
桜ではないのですが、花繋がりということで我が家の胡蝶蘭の画像をご覧くださいませ。
コロナ禍でお家時間が長くなった結果、人生で初めて「胡蝶蘭の越冬及び二度咲き」にトライいたしました。
花が終わると毎回越冬することなく枯らしていた胡蝶蘭。
昨年は違います。
自宅の洗面所の片隅に棚を作り、囲いを施し、防寒の為のヒーターと熱帯魚用水草の育成用ライトを設置し、二鉢を越冬体勢に。
そして、無事、一鉢が綺麗な花を付けてくれました。
もう一鉢も頑張れ~