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ウェブ担当のスタッフTです。
弊店の様子を、着物ビギナーの目線からご紹介させていただいています。
今回は、私が初めて誂えた着物について書かせていただきます。
自分用の着物は持っておらず、着物を誂えるって?という状態の私だったのですが、昨年弊店の創業55周年記念ランチパーティが開かれることになったので、この機会にと思い、一着作ることにしました。
どれにしようかと、色々と迷ったのですが、「こんなのもあるのよ。」と見せていただいた幾何文(◯△□)の地紋がある白生地が気に入ったので、好きな色に染め、洒落無地をつくることにしました。
白生地は好きな色に染めることができるのが嬉しい点ですが、着物初心者&優柔不断な私にとっては、その色を決めるのがまた難しかったです。
手持ちの帯に合わせて青系にしようとは考えていたのですが、色見本帳を見ると一口に青系といっても複数あり、あの色もいいな、この色もどうだろう、と目移りしてなかなか決まらず。。
初めはよく洋服で着ていた紺にしようかな、と考えていたのですが、色無地は後々別の色に染め変えることができる&その場合、元の色より濃い色に染める方がよいと聞いたので、初めから濃い色に染めてしまったらもったいないかも、と思い、最終的にはアドバイスをいただきつつ、少しグリーンがかった水色に決めました。
そして、できあがった着物がこちらです。
地紋が角度によって浮き上がってくる楽しい着物となりました。
帯揚げは紺色の縮緬、帯締めは月白色のゆるぎ組で、全体的にブルーでまとめました。
数年前までは全く着付けできなかったのですが、周りの方々に教えていただき、今ではなんとか名古屋帯は結べるようになりました(^_^)
色無地というと、お茶会等少し格式高いイメージがあったのですが、礼装用と決めてしまわなければ、好きな地紋と好きな色で、洒落無地としてカジュアルにも楽しめることがわかりました。
また、好みの地紋と色でつくるので「着物の誂え」という特別感もありますね。
後々、紺などの濃色に染めてイメージチェンジしよう、と考えています。
礼装・洒落問わず、色無地にご興味ございましたら、お気軽にご相談下さい。
弊店定番の、色無地(小葵七宝文)は、控えめな艶感が上品です。
また、御用途やお好みによって、白生地をお取り寄せすることもできます。
お読みいただき、ありがとうございます。
(ウェブ担当 スタッフT)