いつも有り難うございます。
すずめでございます。
本日25日より28日まで開催させていただきます「晩夏お単衣の会」。
店内の様子を、どうぞご覧くださいませ。
最初の写真は、店内奥のディスプレイコーナーの様子です。
向かって右手前が、染めの名古屋帯。
おおぶりな寛文菊が鱗文様に裂取りされた染帯です。
古典柄ですが、今様の配色でアレンジするとぐっとモダンに。
青磁色の菊、お洒落ですよね。尺もあるので、どこを太鼓に出そうかと悩んでしまいます♪
衣桁には、向かって右から、琳派の秋草が染められた総柄の小紋。
小紋でお召しいただくもよし、羽織にもお勧めです。
中央は、本糊糸目友禅の付下、波に羊歯文。
そして一番左は、メロウグリーン地に七宝の飛び柄、あっさりとした附下です。
どちらもお単衣にも袷にも向きますので、単衣で楽しんで後で袷に、もしくはその逆に、と長い間お楽しみいただけますね。
手前の床にディスプレイしていますのは、ふくれ織の名古屋帯。
白地に練色のアールヌーボー柄ですので、着物の色柄選ばず合わせやすい一本に。
暑さを感じる単衣時期に重い袋帯の着用は気分的にもルックス的にも合いにくく、名古屋帯の出番が多くなりますね。
さて、続いてはウィンドウの展示です。
横から撮っていますので、分かり難くて申し訳ございません…。
ウィンドウのガラス越しでは、通りの車や人がガラスに映りこんでしまうので、日中は正面から撮れないらしいのです。
らしいのです。
そう、らしいのです。
写真撮影は、私ではなく店長もしくはbyスタッフで、
私が撮ると、何だろう、ちょっと残念な写真になるらしい(*^^*)ので…。
友禅で例えると、
同じ色で染めたとしても、生地と染めの質により、片方は、何だか物足りないフラットな感じで、もう片方は、深みもあって綺麗な色だなあとしみじみ感じる、のような感じでしょうか。
さて、話が脇に逸れましたが、
手前は、綺麗な空色の飛び柄の付下げ。
松葉を菱型の取り方にして重ねた景色の真糊友禅です。
真糊友禅のお着物は、ウェブ上でも綺麗なのですが、恐らく、実際にお召しいただいた時に、”何気ないけど華がある”その感覚を御実感いただけるのではないのかなあと感じています。
写真映えもしますし、シックな色でもお顔映りが良いのです。
中央の帯は、白地の袋帯(菊華菱文)です。
御買上いただいた皆様からは必ずお褒めのお言葉を頂戴する弊店のロングベストセラー。
見た目の重厚感とは違い、とても軽くしなやかなので、初めて御手にとっていただくお客様からは夏用の袋帯ですか?と仰る方もいらっしゃる程。
なので、お単衣にもお勧めです♪
只今、現品がございますので、是非実際にお手にとってみてくださいませ。
一番奥は、紫の縮緬地に染めた大菊柄の小紋です。
生地の素材感では単衣ではなく袷向きの小紋ではあるのですが、、
とっても可愛い小紋なので、フライング気味にご紹介です。
羽織にもお勧め♪
それぞれ着物に合う帯締め帯揚げをコーディネートして展示しています。
お気になるお品ございましたら、メールで詳細画像をお送りいたしますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
お近くの方は、お暑い中恐縮ですが、是非店舗まで御足をお運び下さいませ。
ご来店を心よりお待ち申し上げます。
(すずめ)