「着物をもっと楽しく、自由に着ましょうよ。」
素適なお着物姿をいつもご披露いただくM様、2017年は薔薇の花の染帯の御披露から始まりました。
いつもご愛顧いただきまして本当に有り難うございます。
それでは、2017年1月から5月までのステキなお着物コーディネート、ご披露いただきます♪
寒さが厳しい真冬は郡上紬が嬉しいですね。1月厳寒の日のコーディネートです。
締めてらっしゃる帯は七福神柄で、かなり前にお求めになったという作品です。
1月、2月には登場させてあげるのだとか。
イヤリングもその日のコーディネートに合わせてチョイスなさって。
3月に開催させていただきましたバティックの会でのお写真です。
カラフルコーディネートがバティックにも馴染みますね。
弊店オリジナル羽織「市松on市松」、一番大活躍なさっているエメラルドグリーン色で誂えてくださった
お羽織で。
同じくオリジナル羽織「市松on市松」、こちらはピーチピンク色です。
お着物はお母様から譲られた総柄の手の凝った小紋で、惚れ惚れする素晴らしさなのですよ。
これを着るなら今でしょう、と春小紋としてお召しになられるそう。
イヤリングと髪留めは小紋に合わせて。ステキですね♪
4月1日、年度替わりの初日はお母様譲りの大島紬で。
多彩なバックコレクションを誇るM様はバックも含めてのトータルコーディネート。いつもながら素適でございますね。でも、こうした素適なコーディネートも、日々研究と実践の賜物なのですよ。
この日も、ご予定の大島と帯に合う小物がないの、と急遽お求めいただいたお品なのです。
帯締めはさくらさんの丸唐大和組で帯揚もさくらさん。
「ない」筈はない(変な言い方ですが…)のですが、沢山お持ちだからこそ、少しの質感や色の違いにも敏感でベストを追求したくなるのです。
こうして今年のM様の目標「名古屋帯を出来るだけ締めましょう」を着実にクリアなさる予定だったのですが、アクシデントにより左手が…。
髪も結わえず、帯締めも結べず、不自由な生活になってしまわれたのです。
暫く着物から遠ざかる日常になってしまわれたM様。
着物を着ないストレスで、蕁麻疹が出てしまって…、益々めいるM様でしたが、少しずつお直りになってまいりました。
痛々しいお姿です。
でもこうしてお着物をお召しになれるまで回復なさって良かったですね!
エルメスのスカーフの三角巾遣い、成程でございます。
三角巾をそっと外してのお写真です。
M様のそばにいつも寄り添うスマホケースも記念にパチリ。( ^^)
帯締めは観世組です。照りがあるので、暑くなってゆく季節によろしいですよね。
ご愛用下さっている正絹リバーシブル半幅帯で。
完治なさっていないものの、三角巾を外せるまでに回復なさいました♪
着物とコーディネートしたお気に入りの傘を挿して。
久しぶりにお着物に袖を通せる毎日ににっこりのM様。
ショートカット、お似合いですね。
締めてらっしゃる半幅帯は先の写真と同じ無地&更紗の正絹リバーシブル半幅帯。
同シリーズを3本御買上いただいたのですが、一番コーディネートが難しいのがこちらだそう。思ったより地味なので苦労なさるそうです。
帯留めは義母様の御形見の象牙。
とっても綺麗でございました。
後ろはこんな感じです。
手の具合が段々良くなってきて良かったです。
M様、どうぞ御身ご自愛くださいませ。