兵庫県 K様 part7
※画像クリックで拡大します。
ご来店いただきましたのは9月26日。
お単衣の紬に、麻の名古屋帯を締めてご来店いただきました。
もうすぐ10月なのに麻の帯?と思われるかもしれませんが、写真の通り、外見的には夏素材=麻のイメージに与しない質感で、且つシックな色合いなので、違和感ございませんよね。
また、芯も入らない八寸名古屋ですから、涼しく、軽く、とっても快適なのです。
衣替えはどうする?
悩ましい課題ですが、私共では、お洒落着の場合は、衣替えのルールにとらわれず、自由にお考えいただければと思っています。
着物の素材や裏の有り無しよりも、むしろ「色合いや質感」。
こちらに心を配っていただくと、綺麗にお召しいただけるように感じています。
さて、K様のお召しになってらっしゃる紬は、柄が気に入られたものの身丈が短い…、ということでお持ちいただきました単衣の縮の紬です。
K様本来の身丈より1寸6分短いので、おはしょりも少なめですが、腰紐の位置を調整し、すっきり着付けてらっしゃいますね。
また、この短め身丈も、3寸4分幅というかなり広めの胴継ぎをお入れしての出来上がり。
色々と工夫しつつ、お着物ライフを楽しんでらっしゃるK様。
どうぞご参考になさってくださいませ。