今まで育ってくれて有難う。
これからも幸多き人生を歩めますように、との願いを込めて選ぶお振袖は、着物の中でも格別ですね。
選ぶ楽しみも纏う喜びも、ご家族皆様の喜びになり、笑顔が溢れます。
二十歳の時はもう二度と戻ってこないもの。
今年もまた、美しいレディが誕生いたしました。
この度お振袖姿をご披露いただきましたのは、H家のご姉妹です。
今年ご成人を迎えたのは妹のMさん。
お姉さまであるHさんは、2013年にご成人をお迎えになりました。
お二人とも、とても良くお似合いですね!
素適なお嬢様方のお姿、可愛くて、いつまでも眺めていたいほど♪
着物や帯は、Hさんがご成人を迎える時に、お選びいただいたお品々で、四季の草花、御所車が描かれた雅な景色の典雅な黒地のお振袖は、もちろん手描きのお品です。
合わせた袋帯は、七宝繋ぎの錦の袋帯。
ご姉妹で同じお振袖をお召しになる時には、小物を替えてのコーディネートをお勧めしていますのでお姉さまには、赤やピンクを主体にした優しく可憐なイメージで、
Mさんには、フレッシュなグリーンを効かせた小物遣いをお勧めいたしました。
たかが小物、されど小物。帯締め、帯揚げ、伊達衿をかえることで、ぐっとイメージが変わるのです。
お姉さんには綺麗ですね、妹さんには可愛い♪ と声をかけたくなりますよね。
ちなみに、Mさん(妹さん)は、振袖に合わせて御髪を染められたのだとか。
黒の中にちらりと見える金がポイントなのだそう。
さすが映像関係を志望する方は違う、と思いました。(^^)
さて、H家のお母様はプロの和裁職人さんで、弊店のお着物を縫ってくださっている専属の職人さんなのです。
ご自身のお嬢さんの着物を縫うのは、何時にも増して嬉しかったことでしょう。
Hさん、お二人のご成人、誠におめでとうございました!
そして、いつもお仕立て有り難うございます!