兵庫県 K様 part3
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姫路まで出たのでお見せしようと思って、と先日ご来店いただきましたK様。
昨年秋開催いたしました「建築のような帯」の個展にてお求めいただきました帯を締めてご来店いただきました。
丁度、第二回目の個展 を控えた今、何てタイムリー♪ということで、早速、素敵なお姿を皆様にご披露いただきますね。
この帯の銘は、「芽生え」。草木が育ち、花が開いてゆく様をイメージして織り上げられた作品です。
作品の意図するイメージを具体化してゆく織り職人さんたちは、いずれもこの道うん十年のベテランさんたちばかり。緑や黄色の真綿糸を手に取って、自在に、そして楽しそうに織り上げる様が目に浮かびます。
織り手が変わると柄の出具合も風合いも変わりますから、一期一会の出会いの帯なのです。
縦、横、斜め、そして層を重ねて…。手織りだからこそ可能な、二次元と三次元への可能性を追求したシンプルモダンでぬくもりのある作品の数々。皆様も是非ご覧になってくださいませ。
さて、お召しになってらっしゃる着物は、弊店でお仕立て直しさせていただきました紬です。
身丈が取れないしなあ、いや、でも可愛いし、と悩みながらもご購入→弊店にてお直し承り。(*^_^*)
胴継ぎして、天継ぎして、つまみ衿にして、ついでに柄も合わせて(最初は微妙にずれていたのです)と、晴れてK様にお召しいただくことが出来ました!
とても良くお似合いでらっしゃいますね。
私共もお役に立てて嬉しいです。
他店様でお求めのお直しやリメイクも喜んで承りますから、どうぞご用命くださいませ。