4月の展示会にご来場頂きましたK様です。
紅花紬の着物の明るいクリーム色がとても良くお似合いでらっしゃいますね。
ネットで見て思わず惹かれた、という可愛い鹿柄の帯を締めてご来場いただきました。
K様が弊店にご来店いただいたのは約半年前。
弊店のネットショップを見つけて、実店舗を訪ねてくださいました。
仕事のお休みの時には、着物友達と落語に出かけたり、食事に行ったりと、着物を楽しんでらっしゃるご様子ですが、目下の着物課題は「ご寸法」とのこと。
ワードローブは、お母様やお祖母様の着物とご自分でお求めになった着物のミックスですので、寸法も当然ばらばらです。
ご自分でお求めになった着物寸法も、果たしてそれが自分にベストかどうか?、着物の本を読めば読むほど、ネットを検索すればするほど、いったいどれが正解なのか分からない、という想いを抱えておいでのようでした。
そうそう、本当にそうなんですよねえ。
寸法のみならず、着物のルールも着方も合わせ方も、いったいどれが正しいんだろう、と悩まれたご経験は、お読みになっている皆様もきっとお有りだと存じます。
着物に親しみ、こんなに素敵に着物を着こなしてらっしゃるK様ですが、だからこそ、芽生えた疑問は、奥が深いものだったのです。
そんな疑問の数々を解決すべく、ご来店いただきましたので、まずは「悉皆フェア」をご利用なさって、お祖母様とお母様の着物の寸法や活用方法を洗い出し、且つ御手持ちの反物(それがこの紅花紬です)をお持ちいただき、襦袢との兼ね合いも考慮しながら、出来るだけご希望に添うよう、お仕立てさせていただきました。
K様は補正をせずに着てらっしゃいますが、すっきりとお召しでらっしゃいますよね♪
襦袢を考慮しなくて良い夏ものは、裄の割合を変えたりしながら、今もマイサイズをお探し中です。
着物生活で芽生える疑問、質問、コーディネートの手助け等、よろず相談処として、これからもK様のお役に立てれば嬉しいです。