「着物もいいかも」、と思い立たれた事始めの皆様にとっては、一昔前と比べて、今ほど良い時代はないかもしれませんね。
着物に対するアクセスが格段によくなっているのでは。
着物本も沢山あって、ネットを検索すれば、膨大な情報にアクセス可能。着物の入手もネット、リアル店舗、その他を含め、実に様々な選択手段が選べます。
着物との付き合い方も人それぞれ、自分流がBest! 本当に楽しめる時代になってまいりました。
さて、そんな着物を楽しむ皆様に兵庫県 M様の着物ライフをご紹介いたします。
度々このフォトメモリーズでもご登場いただいているM様、確かな審美眼と見識&遊び心で、"ほほう"と驚くコーディネートやアレンジも思いのまま。
本当に着物を楽しんでらっしゃるご様子は、拝見していてとっても楽しい!
そんなM様の着物姿を、さあご覧くださいませ。
まず一枚目は、山本由季さんの染帯をお締めになった写真です。
やっぱり良い帯、ですよねえ。。
店内にも新之助上布がかかっておりますように、新緑の、これから初夏に向かおうという季節。
暑さを感じないよう、同系の鼠ピンク系の大島と合わせてお召しです。
濃い色衿を合わせるところがM様流。
さて、次は季節がぐぐっと進み、久呂田さんの帯を締めての秋写真です。
秋らしいですね。本当に見事、「美しい」の一言の帯。
帯を主役にしたコーディネートで、着物や小物は白っぽく控え、帯と同じ紫の八掛が付いたこの着物を選ばれたそうです。
柄がたっぷり描かれた帯で、この帯は菊だけでなく、葉の緑もとっても綺麗なのですね。
そこで、葉を垂れ先に出すべく工夫して締めてくださった後ろ姿も、要チェック!
今では決してお目にかかることはございません! 絣の駒、とーっても可愛い紬ですね。
お母様が誂えてくださったというこの紬、こんなんいつ着るの?と、はてなマーク全開だったそうですが、お正月にぴったりのコーディネートでございました。
ちなみに、合わせた羽織は小紋として売られていた反物だったとか。
掘り出しモノのセレクトもお上手ですね。
M様の楽しい着物生活、次回のご披露をお楽しみに!