以前のフォトメモリーズ「祝・七五三 兵庫県M様」では、可愛い節句の装いを、そして、「親子で浴衣 兵庫県 M様 part3」では、親子の浴衣姿をご披露いただきましたM様。
お嬢様は健やかにご成長され、折々に親子で着物をお楽しみになってらっしゃいますが、最近は、Kちゃんが日本舞踊を習い始めましたので、益々着物に親しむ機会が増えたようです。
さて、この度ご披露いただきましたのは、踊りのお会の時の写真です。
可愛いというよりは、「綺麗」という言葉が似合う位。あの小さかったKちゃんが、何と大人っぽくレディになった事でしょう!
左の写真のお着物はM様のお母様のお若い時の訪問着だそうです。
「地色が地味かなと思いつつ裄がぴったりだったので、着せ付けたましたが、全体をアンティーク調にすると意外と良かったです。」とはM様の談。
藤の花とお色が良くあっておりますね。帯締め&帯揚げの赤も効いています。
そして2~3枚目の写真でお召しになってらっしゃるお着物は、七五三の時のお着物なのです。
是非、以前のフォトメモリーズ「祝・七五三 兵庫県 M様」も合わせてご覧になってくださいね。同じ着物着用とは思えない、でしょう!?同じ着物、同じKちゃんでも、こんなにイメージが変わるのですね。
2枚目は、踊りの先生とご一緒に楽屋で写した写真です。先生のお着物は辻が花でらっしゃるとか。
踊りの素晴らしさはもちろんですが、朱赤と、卵色の着物の色の対比も美しく、さぞ舞台映えした事でしょう。
そして3枚目は、御自宅でお雛様の前で写したお写真です。ポーズも決まって、可愛いですね。
お着物は、全て解いて、お仕立て替えさせていただきました。
衿の形や裄、身幅等の寸法を出来る範囲で変更させていただきましたが、お雛様の前でのお写真を拝見していても、まるで今作ったかのようなぴったりのご様子に、着物の素晴らしさを改めて思います。
年を経ても、そして代が変わっても受け継ぐことの出来る着物、大切に着てゆきたいですね。
ところで、Kちゃんのお化粧や御髪の結い、そして着付けは、全てお母様M様がなさってらっしゃるのです。素晴らしい!
益々腕に磨きをかけて、Kちゃんを着物美人へと導いてゆかれる事でしょう。