兵庫県 I 様
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金婚式を無事お迎えになったご夫妻と、そしてすくすくとお幸せに育まれていくお孫様、先代から大変お世話になっております I 家の皆様のお写真です。
一言で金婚式と申し上げても、そこに至るまでには歩まれた様々な歴史が沢山刻まれている事なのだと存じますが、にっこり微笑まれたご夫妻からはお幸せな幾歳月のご様子がうかがえます。
共に年を重ねる事がいかにかけがえの無い事なのか、改めて感じますね。
さて、奥様は綺麗な薄桜色の訪問着で、よくお似合いなのは流石の着こなしでらっしゃいますが、ご主人様はこの度が大島紬の初下ろしです。お似合いでしょう? 男性の着物姿ってカッコいいですよね。
右の写真はお孫様と微笑むお母様。
この写真をご覧になって、私もああいう感じで撮ってもらおう!と密かに思った方も多いでしょうね。(^^)
何事か訴えかけるお孫様と優しく見つめるお母様、自然な表情の素晴らしいお写真です。
お嫁さんの着物はご実家のお母様が誂えた色無地で、袋帯は I 様がお見立てされた品です。二人のお祖母様のお気持ちに包まれた、大切な七五三の記念日となりました。
忙しい日常だからこそ、漠然と過ごすのではなく、日常の晴れとケを大切に分ける。区切りの時には節目節目でお祝いをする。
I 様は、昔は当たり前だった感謝の気持ちが薄れている今の時代を憂い、お孫様の代までにも、きちんとその心を伝えてゆきたいと仰います。
お孫様が大きくなったとき、何よりの財産だと存じます。