兵庫県 M様 part2
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お姉様の快気祝いを、ご親戚、友人含めホテルでなさった時のご様子です。
初めて着物をご自分で着付けされ、お出になったとの事ですが、とてもそうとは思えない、綺麗な着こなしですね。
お洋服にも抜群のセンスを発揮なさいますが、海外のホテルなどで、着物姿をご覧になることもあったそうで、いつかは着物を、と思ってらっしゃったそうです。
そして、今夏、着物からお足元まで当店でお誂え頂きまして、このようなお祝いの席にお召し頂きました。
横段の絽縮緬の小紋に、夏すくい手織り名古屋帯を合わせ、帯揚げは着物と同系で、帯締めの赤がM様らしいポイントです。(眼鏡の縁にも赤があしらわれ、お好きな色なのだとか)
壇上には、実際数人の方がいらっしゃったのですが、やはり着物姿は、一際目立ち、どうしても、目がそちらに行きます。着物は得ねえと、おっしゃってました。
着付けにかかったのは、午後2時のちょうど暑い時、
もうやめようか、と思いながらも着付けを済ませ、ホテルに向かわれたそうです。
「やはり、着て良かったわ」、とお写真まで拝見出来ることは、何度経験しましても、呉服屋冥利に尽きますね。
さて、着物の横段模様ですが、横段が大きいと、太ってみえる、背が低く見える等敬遠させる方が多いのですが、R様のように、横段を合わせてお仕立てしますと、逆に背が高く見え、すっきり着こなして頂けるものです。
小柄な方には横段をずらさず、合わせてお仕立てする事をお勧めいたします。