兵庫県 H様
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今日も素敵な羽織姿でご来店のH様。
今かかっている芝居の話など、いろいろとお教え頂き、話が尽きる事のないH様です。"すずめ"も参考にさせてもらい、大いに勉強させて頂いております。
今日は先日仕立て上がった羽織と名古屋帯をつけてお出かけの帰りに、お立ち寄り頂きました。
さて、この羽織、画面では分からないのですが、小さいカタツムリが、実は歩いているのです。
上品な市松暈かしの羽織と思いきや、実はお茶目!
そのキュートさに惚れた、の一枚です。
そして、そして、何といってもこの名古屋帯です。
羽織で隠すのが勿体ないな、と思うぐらい、豪華な刺繍が入った帯なのですが、昔の丸帯から想を得て作られたというだけあって、今にない柄使いがお洒落ですね。 帯付け姿でお出かけの時、視線が後に集まるのが分かるのだとか。百貨店の呉服売り場を歩いていて、店員さんから声を掛けられる確率№1の帯なのだそうです。
仕入れしたとたん、店の棚に落ち着く間も無く、速やかにH様のお手元に。
「この帯を締めるために着物を選ぶ」日々が当面続いたそうです。今日は足元には糸春のこっぽりを合わせ、着物はお母様からのお見立て品の花柄の紬で、気軽な街着に仕上げたそうです。
それにしても、発色も素敵…。