S様フォトメモリーズ登場第3弾!
ますます、着物にどっぷり浸かりつつあるご様子の、最近のショットです。
手織弓浜絣、琉球花織半巾帯、道中着、手織名古屋帯は弊店でお買い求め頂いたものです。ありがとうございます!(すみません宣伝してしまいました。) ^^;
それでは、S様から頂きましたお便りをどうぞ。なお、道中着は、白生地から別染めして誂えたものです。生地が面白く、夏以外通年使用の羽織ものとして、お勧めしたいものです。お召しになったS様に、インタビューに答える形で、着心地等メッセージを頂いております。
では、どうぞ!
「たびたびフォトメモリーズに掲載させていただき、益々着物を着ることに張り合いが出て参ります。
さて、今回のお披露目は3点となります。
まず1点目は、茶(金色っぽい)に黒の細縞の紬に染めの名古屋帯です。
こちらのコーディネイトは、身内の法要ということもあり派手になり過ぎずまた、地味になり過ぎないようしたものです。
ちょっとした遊びは、帯締めにコウモリと月の絵の入った大ぶりな物を使い帯揚げは黒ですがグレーの雪だるまの絵が入った物を使いました。
その他バックは写真に撮らなかったのですが、草履のハナオと同柄の物を使いました。(バッグはクラシカルバック(ダイヤ柄・茶)です。)
2点目は、一目惚れした弓浜絣です。
花織りの半幅帯を変わり結びしたものとお正月バージョンでお太鼓を結んだものです。お正月バージョンは、「紫」を基調に色々と工夫をしました。
上から説明しますと、半衿は2枚重ねにしています。正絹の紬色半衿の赤(赤紫っぽい)と絞りのあじろの紺を重ねてます。
帯揚げは、えり新オリジナル帯揚げ(濃菫・浅紫)。
帯締めは、平唐組の紫。帯留めは紫主体の花。
帯は、手織り八寸名古屋帯(グリーン縞)です。手織りって、こんなに柔らかくて締めやすいものなのかと驚きもあり、嬉しくもありすっかりファンになってしまいました。
写真では残念な事に衿や帯留めは見ずらいかもしれませんがご想像ください。
まず、この道中着を作るにあたりシワになりにくく扱いが簡単で真夏以外の通年に着れるということに惹かれて作りました。
1.着心地は如何でしたか?
道行やコートのようなカチッとした感じはなく単衣仕立てなので軽くて動き易かったです。
2.真冬の単衣コートですが、見た感じは?
薄い生地が重なった織り方なので単衣とは思えない感じです。前から見ても後から見ても素敵な着姿になります。色が濃い茶で暗い割りに重く感じないですよね。
3.大きな市松模様で、所々ギャザーが入っている、変わった生地ですが、如何ですか?またお召しになっての総合的なご感想を。
「皺の感じ」(ギャザー)は、皺の入っている生地と入っていない生地との市松模様になっています。皺の感じも強すぎず私には丁度良く思います。
以前から気軽に羽織れるものが欲しいとは思っていました。たまたま直接反物を拝見することができそれをきっかけに今回道中着として作ることになりました。
仕立て上がったのが12月ということで「単衣なのに寒くないかな?」と、正直疑問に思っていましたが実際にこの12月と1月早々に着る機会があったのですが単衣仕立てとは思えないほどでした。
着たのは晴れた日でしたが、少し風もあったのですがまるで着物の上に1枚のヴェールを掛けているような感じでした。
寒くも無ければ暑くも無いけど風を防いでくれてびっくりでした。
しかし、私の着物生活に心強い1枚が加わったと大喜びです。まだ冬しか着ていませんが早く春・秋と着て着心地を確認したいです。
楽しんでいただけましたでしょうか?以上今回は3点をご紹介することができました。
拙い着付けですが最近やっと着付けだけでなく色使いなどにも目が行くようになりました。
まさに着物にハマリまくってます。次回(?)をお楽しみに!」
はい、楽しみにしております。
また、姫路にいらして下さいね、お待ちしております!