さる5月姫路のお城前で開催された「ザ・祭り屋台 in 姫路」を見に来られた帰り、当店にお立ち寄り頂きました。
祭り屋台が姫路の中心街に集結するのは久しぶりの事。
わざわざ見に行く機会もないし、ならば、という事で、昨日に引き続き、姫路入りとなったそうです。

お召し物は、昨年の琉球染織展でお買い求め頂きました大島紬の単衣に仕立てたものです。泥の墨地に幾何学柄がモダンな着物です。

琉球の織物は生活に根ざした素朴な道具や自然がテーマのものが多いのですが、この柄も、バンジョー、大工さんが使う定規の柄です。うーん、判らないですね！

半衿は、一足早く麻のブルーがかった色の付いたものを合わされました。時期が早いかしら、と少しご心配でしたが、「軽い！涼しい！全然変じゃない！」と大満足でございました。着物だって、気候に応じてお召し物を変えるべき、そう思います。

帯は、お手持ちの八寸帯を気軽に合わせたそうです。この大島に合わせ、諸紙布の良い帯もお買上げ頂いたのですが、それはまたのお楽しみになさるそうです。

お祭りは、人が多くて辟易したのと、着物姿が少なかったのが、大変不満だったとか。
皆様、着物姿をメジャーにしましょう。