愛子ちゃん、お目出度う!
前回では振袖姿をご披露させていただきました、姪っ子の愛子ちゃん。
あれから時が流れ、素敵な御主人様と巡り会い、ハッピーウェディング♪
第一子、Rちゃんを授かりまして、可愛いけれど子育てが大変~、と申しつつ、この度、第二子、K君を無事に授かる事が出来ました。
あの華奢な愛子ちゃんが今や二人の子供の母だなんて、信じられません。
ママ、頑張ってますね!
RちゃんもK君も、とっても可愛いですね。パパの笑顔も素敵です。
今年はこのコロナの影響で、世界中の人々が何かしらの影響を被ったのではないでしょうか。
愛子ちゃんもまた然り。
準備していたお宮参りは断念せざるおえず、両家の両親揃っての、孫を囲んだ食事会も諦めることに…。
でも、K君が大きくなった時に、写真すらないのは悲しすぎます。
感染に充分注意を払いながら、家族写真を撮り、ささやかなお祝いとすることになったそう。
第一子のRちゃんの時、愛子ちゃんが着た着物は柑子色の訪問着。
とても良く似合ってましたが、今度は違った着物でもいいかしら、と、私すずめの着物を着てくれることになりました。
愛子ちゃん、着てくれて有難う!とても似合っています。
これを作ってくれた職人さんは、今でも現役で、お客様の誂えなどで活躍してくれています。
職人さんも、愛子ちゃんの姿を見て喜んで下さることでしょう。
この訪問着は、店長から結納で贈られた想い出の訪問着。
裾には道長取りにぐるりと吉祥文様が描かれ、柔らかく暈かされた山暈かしは、全ての合口、衿、肩、袖、身頃が全て繋がっている凝った訪問着。
近年、あっさりした柄をお好みになるお客様が増えましたので、このような総柄をお作りする機会は減ってまいりましたが、改めてこうして見てみると、素敵ですよね。(手前味噌で申し訳ないです…。)
このお着物、愛子ちゃんには少し落ち着いているかと思い、四君子の丸文の黒地を締めてもらいました。
帯は、帯屋捨松謹製、引き箔の艶はさすがなのです。
愛子ちゃん、
気を遣ってくれて、家族写真の時、
K君をだっこせず、立ち姿で着物の上前の柄を見せてくれました。m(_ _)m
年末には、改めてご両家の両親も共にお祝いしようと計画中だとか。
また、よかったらこの着物達、着てやってくださいね。
愛子ちゃん、本当にお目出度う。
可愛い子供達は、親戚一同の宝物です。