空へと瑞々しく輝く芭蕉の葉を藍濃淡で描いた染名古屋帯です。
水滴や雨粒をイメージした水玉模様は摺銀で仕上げましたので、見る角度によっては白にも見え、清涼感に溢れています。
帯姿としてのお太鼓に現れる柄は、実は少ない面積なのですが、見えない上下にもたっぷり描かれた柄があるからこその勢いであり、また、密やかなご満足にも繋がるのです。
どの部分を出して結ぼうかと思案するのも楽しいですね。
合わせた着物は、ご好評のしけ引き小紋の夏&単衣向きの着物です。
付下未満小紋以上の着姿となり、お召しいただけるシーンがとても幅広いこと、そして、モダンでニュアンスある着姿になることがご支持いただく理由ですね。
頑張りすぎないフォーマル、この程よさが心地よい。
こちらのしけ引きの作品はライトグレイの絽縮緬。
一見地味に見えるかもしれませんが、いえいえ、そんなことはないのです。
すっすっと入った白のラインや、ブルーの挿し色が実に効果的に効いていて、とっても綺麗。
モダンでエレガントな夏着物です。
帯締め、帯揚げは、帯の藍色に合わせて爽やかに。
9月になれば、茶系の帯締め帯揚げを合わせても素適ですね。
■着物: 絽縮緬小紋(霞・しけ引き)
●品切れ
■帯: 染名古屋帯(芭蕉/紗紬)/夏・単衣向
●品切れ
※お誂えご相談ください
■帯締め: 細ゆるぎ組/冠組 三色暈し( 薄群青色)
●品切れ
■帯揚げ: 変わり紗帯揚げ(霞・二色暈かし/青藤色×白縹)
●品切れ