
桑の実色のシックな紫地にふわりと一条の光のように冴えた紫が浮き上がる。
そんなリュクスな士乎路紬は、深いお色合いや柔らかな真綿の肌心地から考えると、秋冬メインに着こなしを考えたくなりますね。
そこで今回は、春仕様に明るく。
ぺんぺん草や撫子、デイジーでしょうか。
様々なお花が一面に咲くお花畑の素敵な染帯、池深雪さんの”花々”、型絵染めの名古屋帯を合わせてみました。
手先から垂れ先まで、あらゆるところにお花が顔を覗かせます。
こぼれんばかりに花が咲き香るお太鼓や前腹はもちろん素敵なのですが、太鼓の裏側にくる和苗色や葡萄色の小花もとっても可愛い。
隅々までじっくり拝見し楽しみたい、池さんの遊び心が溢れています。
帯締めも多色遣いの御嶽組で。
帯揚は、淡く綺麗なパステルカラーで爽やかにまとめています。
■ 着物: 士乎路紬(しおじつむぎ/縞格子及び菱・江戸紫色)
★※『きものSalon 2025春夏号』「紫の気品をまとう」特集の p.38 に掲載されました。
本体価格 460,000円(税込 506,000円)
※反物価格
■ 帯:池深雪 染名古屋帯(花々/型絵染)
※お値段は、お問い合わせ下さい。
■ 帯締め: 帯締め 御嶽組(横段柄/六色縞・水色や焦茶色等)
本体価格 32,000円(税込 35,200円)
■ 帯揚げ: 帯揚げ(幾何丸文/白藤色×黄蘗色×瓶覗色)
本体価格 16,000円(税込 17,600円)