職人さんの繊細でありかつ熟練のこなれたラインで描かれた藍濃淡の流水や秋草、
そして、刺繍の艶が美しい青と空色の菊の晴れやかさ。
華奢な足の虫籠は今にもリンリンと涼やかな虫の音が聞こえてきそうですね。
四季を五感で楽しむ日本の文化の尊さがより一層心に刻まれる、素敵な夏の染帯に、鉄紺色の白たか上布を合わせました。
鉄紺色の白たか上布は、幾筋も走る細い縦縞のところどころのネップがよいアクセントになっていて、味わい深い表情です。
この反物を上から眺めると(着装時に身頃の上前を見下ろすイメージ)、まるで夜空をかける流星群のようにも見えるのです。
鉄紺色に白の縦筋が通った白たか上布は、夏の基本の一着として、様々に活躍することでしょう。
盛夏であっても、羽織ものは欠かせませんね。
重ねると、お洒落度が上がりますし、実際、特にお太鼓は汚れ防止が大切です。
上に羽織ったのは、雪の結晶が織り上げられた空色の紋紗の着尺。
少し緑味を帯びた空色のはおりものにお出かけのテンションも上がりそうです。
帯揚げは、雨音と銘を付けた二色染分けで。
帯締めは、夏の綾竹台遠州組でリュクスに。
雪の結晶柄の紋紗の着尺は、お着物にお仕立てもお勧めです。
■着物:白たか上布(細縞/青みが冴えた鉄紺色)広巾 素材:絹
●品切れ
本体価格 240,000円(税込 264,000円)
※芯・仕立て含まず
■ 羽織りもの:紋紗無地着尺(雪の結晶地紋/空色)
※お値段は、お問い合わせ下さい。
■ 帯締め: 帯締め 綾竹台遠州組(藍鉄色×藍鼠色)[夏・単衣向]
本体価格 48,000円(税込 52,800円)
■ 帯揚げ: 帯揚げ(雨音/青薄縹×練色・変わり紗)[夏・単衣向]
本体価格 20,000円(税込 22,000円)