新たな年が始まりました。
本年も、伝統工芸に携わるすべての皆様に敬意と感謝を伝えながら、弊店好みの作品をご紹介させていただきます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、新年事始めは、
日本を代表する色「藍」ジャパンブルーにフォーカス。
自ら藍甕のお世話をし藍を建てる、芝崎さんの藍濃淡の緯絣段のお着物に、洛風林のフィレンツェの花の帯を合わせました。
芝崎さんの着物は、しゃっきりした張り感に垂れもの感覚で纏える光沢と程よい艶感が備わっていて、本当にいつ拝見しても綺麗です。
藍段を合わせ絵羽調にお仕立てすれば、クラス感ある雰囲気に、
藍段をずらしてお仕立ていたしますと軽快に、と、いずれも着映えするお着物姿になることでしょう。
着物の冴えた藍段にフィレンツェの花が呼応した、同系色でのコーディネートです。
洛風林さんのお色遣いも絶妙で、鈍い金色に映る黄唐茶色が縹色に映えますね。
ふくれ織のニュアンスはいつもながら表情豊かで、素敵なのです。
一月の明るい陽射しにあう光沢のある帯揚げを合わせ、透明感を。
帯締めは、多色縞の角杉縞を選んでみました。
袷着としてのご提案ですが、お単衣着としてもどうぞ。
■ 着物:芝崎圭一 座繰紬(藍濃淡・緯段絣/藍濃淡と淡い白橡色)
●品切れ
※御誂えや似より品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯:洛風林 九寸織名古屋帯(フィレンツェの花/白百合色)
●品切れ
※御誂えや似より品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯締め:帯締め 角杉縞撚房(浅縹×黒橡×白練)
●品切れ
■ 帯揚げ:帯揚げ(三色段 石畳文/淡い露草色×薄柳色×胡粉色)
●品切れ