お洒落着に於いては、麻は夏、あるいは、4月は袷、といった仕訳ではなく、「素敵だと思えるか」でよろしいですよね。
そして、何を素敵だと思うかは人それぞれ。
皆様、自由に着物を楽しみましょう♪
この度ご紹介いたしましたのは、勝山さと子さんの点描菱格子の着尺に、鶏頭と蜻蛉の染め名古屋帯を合わせた組み合わせ。
8月の、お盆を過ぎたあたりの気配をイメージし、コーディネートいたしました。
ナチュラルな質感の夏平唐レース組が帯の雰囲気とよく合います。
帯揚げは、段暈しの乱絽楊柳。
帯締め、帯揚げ共、その守備範囲の広さや合わせやすさで弊店お勧めの夏小物たちです。
さて、さと子さんの着物は、単衣・夏向けにと製織され、同生地でいくつか柄があるのですが、中でもこの点描菱格子はお勧めです。
無地調ですからベースの着物としてコーディネート力抜群の上、この点描菱格子の地紋が浮き上がり、奥行きを与えてくれます。
特に、室内光の元ではこの濃淡差や絹の艶感が決め手となり、クールな格好良さ、お顔映りの明るさに繋がるのです。
透け感を抑えた生地風合いなので、柄違いの同生地を私用で愛用しておりますが、私は4月後半~6月、8月半ば~10月初旬頃に着ています。
タクシー移動が基本&会合目的では、盛夏でも涼しく過ごしていただけますし、着装時期はご自身がいいと思えればそれでよし、なのでございます。
■着物: 勝山さと子 点描菱格子(黒緑)[単衣・夏]
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯: 染名古屋帯(鶏頭に蜻蛉) [夏・単衣向]
本体価格 200,000円(税込 220,000円)
※芯・仕立て含まず
■ 帯締め: 帯締め 平唐組レース(柳色)[夏・単衣向]
本体価格 14,000円(税込 15,400円)
■ 帯揚げ:帯揚げ(段暈かし/ベージュ・乱絽楊柳)[夏・単衣向]
本体価格 14,000円(税込 15,400円)