芝崎圭一さんらしい穏やかな鳥の子色の無地の座繰り紬に、今回合わせましたのは、誉田屋源兵衛の名古屋帯。

 

誉田屋源兵衛さんといえば、どちらかといえば粋な格好良さをイメージする方が多いと思うのですが、今回の帯はちょっと違う。

リアリティある描き方は誉田屋さんらしい個性なのですが、そこに愛らしさが加わった、八蜂文の織名古屋帯でございます。

 

着物と帯は、共にベージュ系の同系色の組み合わせ、元気に羽ばたく蜂たちが、ラッキーモチーフとして際立ちますね。

 

小花模様の帯揚げで、蜂が戯れるお花畑をイメージし、

帯締めには、三段綾竹組で、よりお洒落度を上げて。

 

小物で効かせたシンプルなコーディネートのように見えるのですが、お近くでご覧いただくと、蜂が飛んでいるのね♪ となる楽しいコーディネート。

 

遊びココロは大切です。