例えばご入卒やお茶席などのフォーマル着としての着装はもちろんのこと、無地のお洒落着としてもお召しいただける本作品、小葵七宝文の無地。
その秘訣は、御召緯という織物系の糸。
さらりとしたシャリ感が布に生まれるのです。
地紋の小葵七宝文は有職ならではの品格や優美さをたたえ、程よい光沢感がお顔を艶やかに華やかに彩りますね。
お客様のお好みのお色に染め出すオーダーが基本で、特に人気色が限定されることはなく、薄いお色から濃いお色までお好みは皆様それぞれ。
淡いお色も濃いお色も、発色が本当に綺麗なのです。
今回コーディネートでご紹介いたしますのは、No.11白菫色。
淡い色は、白生地の選択を誤ると、地味になったりぼけたりしがちなのですが、この小葵七宝文の生地だと、ぼやけることなく、淡さがクリアに、お顔映りよく染め上がります。
違いを実感いただけるお色かもしれません。
黒地の菊華菱文の袋帯を合わせました。
本作品「菊華菱文」の袋帯は、本当に本当に長きに渡り、皆様にご支持いただいている袋帯。
白や金、摺銀など、お色目はいつくかご用意しているのですが、黒は新色なのです。
白菫色のふわっとした光沢感に菊華の白が呼応した、組み合わせとなりました。
帯揚げは、馴染むペールトーンで。
帯締めの淡い緑味で爽やかさを添えて。
■ 着物: 色無地(小葵七宝文)のお誂え No.11白菫色
本体価格 135,000円(税込 148,500円)
※染め上がり反物価格
■ 帯:袋帯(菊華菱文/黒地)
※お値段は、お問い合わせ下さい。
■ 帯締め:帯締め 笹波組(暈かし銀散らし/白緑色×深紫色)
●品切れ
■ 帯揚げ:帯揚げ(小葵七宝文市松暈かし/薄水色×白藤色)
●品切れ