どちらかといえば、シンプル好みの弊店ですが、全身に柄を纏える小紋の楽しさはまた別枠♪

 

着物を着る、そのワクワク感が沸き上がる小紋。
訪問着や付下、色無地などは、ある意味緊張感を以て纏う着物でありますが、小紋だと構えずに、もっと自由に気軽に楽しめるのです。

 

くるくると回るような菊を染めた小紋に、兎の帯を合わせました。

 

この兎さんの帯、とにかく可愛くそして大人。
裏葉柳色の帯地は落ち着いていて、地紋も古典のイメージ。

 

そんなシックな帯地に、前、橫、後向きの三匹の白兎たちが鎮座する、三兎文の帯なのです。

 

渋く可愛い三兎文の帯に、反物一面に菊を染め上げた、菊尽くしの小紋を合わせます。

 

丸文のように染められた菊がふんわり、ふんわり、浮き立ちますね。
くるくると花弁が回るように描かれた菊は糸菊でしょうか。

 

ウォームベージュ色地に白の菊が映える、
全体的には、柔らかく優しい印象の小紋なのですが、どこかきりりとしたエッジも感じて、そこが野口さんならではの染め上がりだなと感じます。

 

帯揚げは、暖かみを感じる縮緬地で、
帯締めには、裏葉色×白の帯締めですっきりと。

 

来年の干支は卯。
そして、今の季節は秋。
旬の柄を盛り込んだコーディネートではございますが、兎も菊も季節や干支に関係無く、通年使用の人気の柄でございますね。

 

どうぞ様々な季節にお召しになってくださいませ。

 

着物、帯共にお求めいただきやすいお値段でのご案内です。