この丹後織御召の一番の特徴は、「絹なのに、ご自宅で水洗い出来ること」
なのですが、洗う洗わないは別にしても、まず生地が素敵でお勧めなのです。

 

織物ならではの張りがございますから、着付けがし易く、着姿もすっきりと綺麗。
程よい光沢感はお顔を明るく彩り、地文様も浮き出て、奥行きのある着姿、高級感ある着姿となります。
抜き紋には向きませんが、ご紋がご入り用な場合は縫いの一つ紋を入れ、茶席へとお出かけ下さい。

 

ご自宅でお手入れしない場合は袷着仕様も承りますが、今回は、「自宅で洗える単衣着」として、織名古屋帯を合わせ、茶席向けの落ち着いた装いにまとめています。
目立たず、しかし品よく。
この何気なさが、お召しになる方の品性を物語るような、さりげないコーディネート。
立場を選ばず、ご安心してお召しいただけることでしょう。

 

こちらの帯は、この御値段では到底得られない品質とデザイン性がございますので、お締めいただきますと、お求めになってよかった、とご実感いただけることと思います。

 

御値段の高い作品が良いのは、いわば当たり前。
良品安価を実現する名古屋帯だったのですが、これが最後のご案内となりそうです。

 

縮緬から染めて作る色無地はどうしても”色無地然”としがちですが、お洒落着にも出来るのが織物系無地の嬉しいところですね。
この度は茶席向けにまとめましたが、幅広いシーンで活躍する丹後織御召ですので、色々な帯を合わせ、お出かけ下さいませ。

 

 

 

丹後織御召の別柄・別配色（羊歯菱文/淡白藤色）の着姿を見る『着心地ご案内』