明るく降り注ぐ太陽の光、陽気な人々。
そんな南ヨーロッパ、地中海の心象をお皿に託したような、夢訪庵(桝蔵順彦)さんのイスパニア絵皿紋八寸帯に、佐藤新一さんの白たか御召を組み合わせ、ご紹介いたしました。
遠目には無地のようにも映る淡藤色の白たか御召は、帯の選択肢が多く着回し力が高いベーシック着物として大活躍。
この度は、楽しいお魚さんたちが魅力的な帯を主役にしたコーディネートでお届けいたします。
イスパニア絵皿紋のこの可愛らしさや大らかさ。
ヨーロッパやイスラム、様々な文化の影響を受けたであろう絵皿紋は、夢訪庵さんだから作り得る素敵さなのです。
帯の組織は織成織りで、染めはフェルナンブーコ。
本格的な手織り&草木染め&刺繍の帯だからこそ、大人の可愛いが実現するというものです。
いつかまた訪れることが出来ますようにと願いつつ、せめて帯で旅行を楽しみましょう。
巾9mmと細めな御嶽組はお締めいただくと軽やかにまとまりますね。
小花の友禅が愛らしい帯揚げで春気分を更に盛り上げましょう。
さて、一般的に、白たか御召は単衣向きであり、袷着には向かない織物ですが、弊店がお願いしている佐藤さんの白たか御召は袷着にも向く風合いなのです。
また、御召はガード加工必須の場合が多いのですが、ガード加工もご選択次第で必須ではございません。
一口に御召といっても、その産地により様々で、また、同じ産地であっても、機や扱う人、糸により風合いは様々です。
■ 着物:白たか御召/白たか織(淡藤色)
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯:夢訪庵(桝蔵順彦) 八寸織名古屋帯(イスパニア絵皿紋/フェルナンブーコ)
●品切れ
※お誂えご相談ください。
■ 帯締め:帯締め 御嶽組橫段柄(瑠璃色×菫色×淡萌黄)
●品切れ
■ 帯揚げ:帯揚げ(花尽くし/淡水色×紺色)
●品切れ