日本の最西端、与那国島。
台湾との距離も近く、大陸の影響を色濃く受ける風土や文化は、沖縄地方のどの島とも違う魅力に溢れていますね。
この度は、その与那国で織られた花織に、インドネシアの霊鳥、ガルーダを染め上げた名古屋帯を組み合わせ、ご紹介いたします。
緑味を帯びたカーキ色”桑染色”に、支子色の横縞が映えますね。
横縞を合わせても良し、ずらしても良し、軽快な着こなしをお楽しみいただけるこの作品は、花織が反物一面を埋めるように織り上げられた贅沢さも魅力です。
花織模様は刺繍のような立体感で斜め格子のように浮き上がり、エレガント。
惚れ惚れします。
支子色の横縞は実際には梅鼠&山吹色&淡黄の四色縞であり、経もまた、桑染色の濃淡に僅かに藍白色の縞も覗くのです。
そのさりげなさ、隠れた色味が、よりお着物に陰影や深みを与えますね。
帯は、海を渡り、インドネシアの霊長ガルーダを。
ガルーダ更紗は、京都多ち花さんの定番柄で、弊店も大好きな柄なのです。
帯締めは、綾竹台遠州組で格好良く。
帯揚げにも、友禅で染め上げた極上の作品を。
与那国花織は、袷着、単衣着、どちらでもお勧めです。
洒脱なお洒落着として、どうぞ。
■ 着物:与那国花織
●品切れ
■ 帯: 染名古屋帯(ガルーダ更紗/生紬地)
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯締め: 綾竹台遠州組(藤煤竹×柿茶色)
本体価格 42,000円(税込 46,200円)
■ 帯揚げ:たなびく霞(鳥の子色)
●品切れ