平素ご着用のお着物たちも、着物周りをクリスマスカラーの小物にチェンジしていただきますと、世界は一気にクリスマス♪

 

この度は、ウォームベージュ色の更紗小紋に織名古屋帯をコーディネート。
帯周りをクリスマス仕様でまとめた組み合わせをご紹介いたします。

 

お着物は、少し赤味を加えた白茶色、肌馴染みのよい地色に更紗段を染め上げた小紋です。
北欧テイストの更紗段がとても可愛いですね。
反物全体に更紗を染めた贅沢な小紋ですが、ベージュトーンでまとめていて、印象はシンプルで穏やかです。
そう、ヒュッゲのような小紋だと、お思い下さいませ。

 

三分紐の赤＆クリスマスツリーの帯留で、クリスマスコーディネートであることは一目瞭然なのですが、隠れたクリスマスもございます。帯なのです。

 

織元で拝見いたしましたのは別色の作品でございましたが、これってクリスマス向けにしても素敵じゃない？
ということで、段のアレンジ＆色変更の上、織り上げていただいたのがこちらなのです。
鼠紺色地に白のオーナメント段を基調とし、前腹にはグリーンの段を、お太鼓には赤の段を織り上げました。
前腹とお太鼓の柄のセットで完成する織名古屋帯。
さらりとクリスマスを表現する帯ですから、あきらかクリスマスの帯はちょっと気恥ずかしくて、と仰る方や、シーズン以外にも活躍する帯としてもお勧めなのです。

 

街のイルミネーションがキラキラと輝く12月。
今年のクリスマスはどんな形になるのでしょう。
一年を笑顔で締めくくりたいものですね。