絹のお着物がご自分で洗えるなんて。
汗が気になる単衣時期、ご自宅でさっぱり洗えるなんて嬉しいですよね。
そんな想いを実現してくれた「丹後織御召」のお着物。
この度は、「桐葉」の柄をご紹介いたします。
丹後織御召には様々な柄がございますが、弊店が礼装向けにとお勧めしている柄は、主に「桐葉」「羊歯菱」「桃山小紋」の三柄です。
羊歯菱は菱地紋が浮き上がる幾何文調の端正な佇まい、桃山小紋は、愛らしい地紋柄の陰日向がくっきり浮かんだ華やかさが、そして、この桐葉は、ちょうどその間ぐらいでしょうか。
格調高い桐地紋に優しさを加えたような、素敵な柄でございます。
こちらは、緑と青のニュアンスを含んだ淡青磁色の桐葉です。
織り地紋の陰影を引き立たせつつ、すっきりと垢抜けた着姿へといざないますね。
合わせた帯は、こちらも連続した小付けの柄が素敵な正倉院の段柄文。
こんな素敵な柄が奈良時代にあっただなんて、古人は本当にお洒落。
間道の巾は2分ずつ、練色、丁子茶、半色(はしたいろ)、木賊色、空色の、一色抑えた五色段の色合いも素敵なのです。
帯揚げは、ふわりと明るい青竹色で、お顔周りを華やかに。
帯締めは、馴染ませて。
縮緬や綸子等、通称”垂れもの”で誂える色無地と比べ、この丹後織御召(桐葉)も含め、織物無地で誂える色無地には、お洒落感やカジュアルさが加わりますね。
お茶会、観劇、女子会にと、幅広いお席にどうぞ。
丹後織御召の別柄、別配色(羊歯菱文/淡白藤色)の着姿を見る『着心地ご案内』
■ 着物:洗える絹の着物 丹後織御召(桐葉/淡青磁色)
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯:九寸織名古屋帯(正倉院段文)
本体価格 180,000円(税込 198,000円)
※芯・仕立て含まず
■ 帯締め:帯締め 細ゆるぎ組/冠組(三色暈かし/薄香色)[夏・単衣向]
●品切れ
■ 帯揚げ: 帯揚げ(段暈かし/ No.3 青竹色・楊柳)[単衣向]
●品切れ