単衣着専用にご用意いたしました付下訪問着に、二通りの帯を組み合わせ、コーディネートをご紹介させていただきます。
春単衣の最初の頃や秋単衣の終わりの頃には、綴れの名古屋帯を、
そして暑さを感じる時節には、紗袋帯で涼やかに。
帯を替えれば、お着物のイメージもまた違った趣になりますね。
お着物は、単衣着専用。
流れるような縦しぼが特徴の伊と幸の”光悦ちりめん”、単衣ならばこれ、の王道の生地です。
地色は空色鼠、スモークブルー。
霞や雲取り、流水を背景にして、青楓、桔梗、百合、菊などの初夏から秋にかけ咲く花々、日本の景色を染め上げた、手描き友禅の逸品です。
そして、このお着物で一番ご覧いただきたいのは、透明感溢れるメロウな色調。
独自の色彩感覚を誇る職先ならではの作品で、春秋の情景を描いた古典柄を軽やかに、届けてくれるのです。
同じお着物でも、合わせる帯が違えばイメージも異なりますね。
綴れの帯を合わせ、すっきりとモダンに。
そして、紗袋帯では一転、花尽くしに装いました。
季節を象徴する柄を衣装として纏える喜びやその文化性は日本ならでは。
着物ならではの愉しみです。
季節を描いた優美なお着物は、女性らしく、柔らかくその身を包むことでしょう。
パーティや祝賀会、レセプション、そして茶会にも。
あらゆるフォーマルなお席に。
■ 着物:付下訪問着(春秋景色)[単衣用]
本体価格 390,000円(税込 429,000円)
※反物価格
■ 帯1: 紗袋帯(竹林市松花文)[夏・単衣向]
本体価格 240,000円(税込 264,000円)
※芯・仕立て含まず
■ 帯2:爪掻本綴八寸名古屋帯(能装よろい文/藍鉄色)
● 品切れ
■ 帯締め: 貝の口(三色暈し/浅黄色)[夏・単衣向]
本体価格 32,000円(税込 35,200円)
■ 帯揚げ:帯揚げ(段暈かし/鴇鼠色・乱絽楊柳)[夏・単衣向] ☆再入荷しました。
●品切れ
■ 帯揚げ2:段暈かし/白鼠・楊柳 [単衣向] ☆再入荷しました。
●品切れ