布に触れた瞬間に、「いい紬」とほっこりご実感いただける士乎路紬。
結城紬以外で、経緯に真綿糸を使っている紬はいまやこの士乎路紬だけ、なのかもしれません。
こちらは、泥黒に紫根で染めた紫を矢鱈格子に織り上げた、貴重な真綿糸に貴重な紫根のコラボが実現した作品なのです。
帯合わせは様々にお楽しみいただけ、合わせやすい着物でございますが、今回は年末年始のおよばれに、キラキラ感ある紬地の袋帯をコーディネート。
こちらの袋帯も、士乎路紬同様、手に触れていただくだけでその本物具合はご想像いただけるのでは。
柔らかく、外観からは想像出来ない位軽いので、長時間の着装も疲れません。
紬素材に裂り貼めた裂地がなんて楽しい事♪
キラキラ煌めく箔糸やモールの質感、遊び心溢れる本格派の帯なのです。
帯締めは、丸唐大和組で輝きを。
帯揚げは、縮緬の無地で着物の紫根にリンクして。
真綿紬のパーティスタイルです。
■着物:士乎路紬(しおじつむぎ/矢鱈格子)
●品切れ
家庭画報特選「きものsalon」2017 秋冬号 p.130 掲載品
(モデル撮影のため仮絵羽状態〔未仕立て〕です。地入れ後、お客様の寸法で本仕立ていたします。)
■帯:袋帯(裂取モール更紗)
●品切れ
■帯締め:丸唐大和組(深紫×柳茶×山吹茶)
●品切れ
■帯揚げ:無地・縮緬(深紫)
●品切れ