お嬢さまの健やかな御成長を祝う七五三や十三詣り。
愛らしいお着物姿はとても可愛いので、ご兄弟がいらっしゃるお宅様では、七歳、五歳、三歳の全てでお詣りなさるご家庭も。
可愛いですものね♪

 

七歳のお嬢様、もしくは十三詣りにお勧めしたい小紋と帯をご紹介いたします。

 

小紋は、綺麗なブルーが印象的な東京紅型。
東京紅型の歴史は古く、この作品も手の良い職人さんにて染め出した「竺仙」さんの作品です。
縮緬生地の凹凸の陰影感は綺麗な空色に奥行と深み、そして上品さをプラス。
流水はすっきりと清楚な白、そして浮かぶ総花は鮮やかな色調で色を挿し、若さ溢れるお嬢さまの為の華やか小紋なのです。

 

この作品に綺麗なイエロー、黄支子色の織名古屋帯をコーディネート。
カラフルな菱のお色も可愛く、何より格の高い三重襷、業平菱の典雅な文様はお祝い着に相応しいですね。

 

七歳のお嬢さまには、松竹梅の刺繍が可愛い丸ぐけの赤橙色の帯締め、白に赤の絞りの帯揚げを。
帯揚げは振袖用なので、長くお使いいただけますね。
半衿は、帯締めとお揃いの松竹梅、お足元には宝尽くしハナオのお草履で。

 

十三詣りでは、帯締めを振袖用にチェンジ。白に金の矢羽模様を合わせてみました。
裏面の赤の市松模様も可愛いですね。

 

この小紋は大人用ですから、お嬢様の御成長に合わせ、お仕立て直ししながら長くお召しいただけますね。