着心地ご案内(帯締め・帯揚げ)
平唐組の帯締めを締めた様子を、より分かりやすくご覧いただくために、冠組を締めた画像と比較して、お目にかけます。
平唐組の巾が約1.3cm、冠組は約1.0cmと、その差は3mmなのですが、冠組は帯締めが目立つことなく全体がすっきりとしたした着姿となりますが、平唐組は、おなかの紐が主張し、特に画像のようなアクセントカラーの場合は、よりカジュアルなイメージに仕上がる事が多いのです。
冠組の帯締めは、スマートで無難ではあるのですが、それでは何となく物足りない時もあるのですね。 そんな時には、この平唐組の帯締めの出番! 冠組に比べて、きりりとお腹で主張する紐をお楽しみください。
上画像、左側の全身画像で締めております紐は団十郎茶というお色で、私が秋になると必ず締めたくなる定番の色。 これをきりっとおなかに締めるだけで、コーディネートが明るく、ポップになるように感じています。
下には、お腹部分を拡大した画像をご用意いたしました。
平唐組帯締めは、灰桜色を締めています。
灰桜色や練色等の薄色も使い勝手がよく、愛用しているお色です。
冠組帯締めは抹茶色を締めています。