着心地ご案内(着物・帯・羽織りもの)
5月から8月をメインに着用している小千谷縮。
弊店が小千谷縮をお勧めしている理由、
その1. 天然繊維
その2. 麻は圧倒的に涼しい
その3. 扱いが気楽(汚れたらご自宅で洗えて、アイロンかけも簡単です♪)
特に盛夏は1時間着ただけでも汗が付きますから、袷の季節の様に、何回か着た後のお手入れでは、何となく心許ない…。
出来れば、着用の都度、洗いたての着物に袖を通したくなります。
そうなると、気合の入ったお出かけならばいざしらず、何となく着物着ようかなあ、と思っても、後のお手入れの費用や時間を考えて、やっぱり止めとこう、となりがちですね。
夏着物のワードローブに、上手に小千谷縮を加えてみてくださいませ。
ゲリラ豪雨の昨今にも、小千谷だったら気が楽です♪
小千谷縮(乱絣)
お求めやすい御値段の小千谷縮は、色々な色柄にチャレンジしていただきやすいもの♪
新たな「似合う」をお探しになってみませんか?
ワンピース感覚のカラフル小千谷縮も、麻の乾いた質感ですから発色が大人向けになりますよね。
小千谷縮(微塵段)
微塵段の小千谷に、刺繍の百合柄の染名古屋帯を合わせています。
上半身は、本麻半襦袢、そして本麻ステテコon本麻裾除けのセットで、日中の逆光による透けも完全カット。細めのゆるぎの帯締めでクラスアップを。
ブルーの帯を合わせるとぐっと夏らしさUP♪
お客様をお迎えする立場ですから、一歩控えたコーディネートが基本の私。
となると、ベーシックな色柄が多くなるので、帯揚げや帯締めの小物遣いはひねりを入れるようにしています。
足元は桐草履。
小千谷縮(格子)に麻染名古屋帯
帯揚げは絽麻、帯締めは3色の紐を組んだ楽しい紐で。
小千谷縮(白絣)に本羅名古屋帯
白絣の小千谷には、羅の一種、玉すだれの手織りの帯を合わせています。
帯揚げは絽の麻、そして帯締めは帯と色を合わせた茶系の紐で。
このコーディネートで歌舞伎見物にも参りましたが、その時の足元は白の足袋で草履履き。
この日は、桐下駄で柄足袋の気軽な装い。
小千谷縮(小格子)
ラベンダー色のきびその帯を合わせています。
帯揚げは萩柄の縹色。帯締め、この日は袷用の御岳組で。
自身の組み合わせは実験も兼ねていますから、お客様にお見苦しくない範囲で、あれこれ試している私です。
ちなみに、麻の皺の対処について。
皺も麻の魅力の一つとして受け止めていただきたいのですが、どうしても気になる場合は、濡らしたハンカチを当てて手の平で温めるようにすると、皺が伸びます。
どうぞお試しあれ。
さて、続きましては、お客様の素適なお姿をご紹介♪
ご覧いただく方に、ご自身だったらどうかな~と置き換えてご想像いただけますように、衿元からのお姿をご紹介いたします。