手描きバティック -チャンチン0番手-
手描きBATIKに使われるチャンチン。
この細い先から蝋(ロウ)が出て生地を伏せてゆきます。
ロウ伏せしていないところが染まるということになります。
ロウ伏せした後→染料に付け→ロウを溶かし→ロウを伏せ→染料に付け… を何回も繰り返してやっとバティックの作品が出来上がります。
写真右側が、先日の金魚柄の帯等を染めたインドネシアのバティック作家Aririが使いこなす0番手のチャンチン。
蝋の出てくる穴が小さすぎて近くで見ても分からない位です。
柄の小さなドットや線の細さはここから生まれます。
5番~0番まであるチャンチンのうち0番手は、使いこなせる職人が少ないため通常の道具屋さんには並ばないとか。
また、白場の中にある筆で書いたような線は、ロウとロウの隙間に染料が入り染まったライン、それが全通になっているなんて、驚きの技術と手間が掛かっています。
(※金魚の帯はご売約済み)
本日25日より、Aririの手描きバティックや他の作家等の作品をお披露目いたします。
本日25日より、Aririの手描きバティックや他の作家等の作品をお披露目いたします。
■えり新実店舗にて
■6月25日~7月中旬まで、Aririや他の作家等の作品をお披露目いたします。
■作品:手描きBATIK 染名古屋帯・手描きBATIK半幅帯・手描きBATIK サロン・クメールシルク手織り名古屋帯・オリジンシルク手織り名古屋帯
現況の影響を受け、ご紹介出来る作品も少ない為、この度はご案内状をお作りせずのお披露目でございます。珠玉のバティック達、是非ご覧になって下さいませ。
皆様の御来店を心よりお待ち申し上げます。
こちらはインドネシアのバティック作家、アリリ(Ariri)がチャンチンで描いた手描きバティックのサロンです。
さすがアリリならではのデザインと色使い。
優しい花の上には、こちらも可愛らしい蜂が飛んでいて見ているだけで心が和みます。
こちらはサロンですので素材は綿で、サイズは 230cm×103cm です。
現地では腰に巻きますが、インテリアとして、テーブルクロスとして、また、名古屋帯に仕立てても素敵ですね。
家庭画報webサイト『家庭画報.com』の「イチから始めるきもの道」で前回に続き弊店が紹介されました。
家庭画報.com
「イチから始めるきもの道」の前回、第28回に続き、
昨日掲載の「第29回 達人の皆さん、きものの日のお出かけ必需品を教えてください!」
の
「きもので出掛ける日の便利グッズ&梅雨時にきものを楽しむアイデア」
に、弊店が紹介されています。
妻(愛称:すずめ)も出ておりますので、宜しければご覧下さい。