先代の頃からご贔屓を賜る I 様のお孫様、ご長女のＭ様が来年（2018年）成人式をお迎えになられます。
お祝いの記念にとＭ様の前撮りに合わせ、ご一家揃ってのお着物姿をお撮りになり、
有難いことに、このフォトメモリーズでもご披露くださいました！
M様、I 様、ご一家の皆々様、誠におめでとうございます。
変わらぬご贔屓とご信頼に、心よりの御礼を申し上げます。
可憐さと共にお嬢様らしい品格に溢れています。
ピンク、グリーン、黄色と、地色も3色の段で染め分け、葵を中心とした吉祥柄が見事に描かれた手描き友禅の逸品振袖に、七宝柄の手織りの袋帯を合わせていただきました。
多くの振袖の中から的確にお好みを選り分け、迷いがなくお選びになられたＭ様。
お小さい頃から着物を見る目を養ってこられたからでございますね。
とてもよくお似合いでございます。
I 様はご子息様のご結婚に際し、お誂え下さった黒留袖をお召しです。
お忙しいお母様（お嫁様）を支え、陰に日向に子育てを手伝ってこられた I 様の感慨はいかばかりでしょう。
お久しぶりに拝見いたしました黒留袖はさすがの綺麗さ。
ご主人様も同じく、ご子息のご結婚に際しお誂えいただいた黒紋付き袴の一揃えです。
折角のこの機会、お二人揃ってのお写真をお撮りになりました。
黒紋付きと黒留袖、最高の礼装着である第一礼装のお姿は気品に溢れておりますね。
男性の黒紋付き、ステキです。
ご一家揃ってのお写真は、記念写真として大判にされたものではなく、皆様の笑顔溢れる一枚を御披露いただきました。
お嫁様は、ご結婚にあたりご実家のお母様と共にお出ましいただき、誂えていただいた訪問着と袋帯です。
嫁ぐ娘の幸せを思い選んで下さった大切な訪問着と袋帯は、折々の行事にお召しいただき大活躍の一枚に。
派手になっていないかしら、と心配してらっしゃいましたが、いえいえとってもお似合いです♪
親子というより、三姉妹のよう♪
ご子息様は大島紬。気軽にお着物を楽しめるようにと I 様がお誂えになった一揃えです。
着心地を曰く「クオリティの高いワイシャツのような感じ。着るとすぐわかる。」との嬉しいお言葉。
ストレスの多い日常で癒しを感じていただきたい、絹の肌心地は格別ですから、I 様のご子息を思うお気持ちが通ったようで弊店も嬉しいです。
妹様のＦ様は、十三詣りの時にお誂えいただ付下小紋と丈二帯で。
お姉さまとは違うお好みのＦ様、鶸色の御所解き柄にブルーの帯のご選択がすっきりとして清楚ですね。
ピンク色の八掛けにして十三詣りの愛らしさを添えた着物は、身揚げ、肩揚げを解けばすぐお召しになれるようにお仕立てしていますので、御成長なさった今もこの通り。
さて、お嫁様とご子息様、そしてＦ様のお着付けは弊店2階でさせていただきましたので、三人揃ったお姿もご紹介させていただきます♪
道行く方々もF様の愛らしさに思わず目が釘付けに♪ 可愛いですよね～。
可愛いお嬢様と美しい奥様のお二人に、目尻が下がりっぱなしだったお父様。
写真館で、Ｍ様の振袖姿をご覧になった時には胸いっぱいだったのではないでしょうか。
弊店の着付けを手伝ってくださったＧ先生、有り難うございました♪
このフォトメモリーズのコーナーでは、以前に金婚式のお写真を御披露いただきました I 様。
当時お母さま（お嫁様）を見上げてらした愛らしいお嬢ちゃまが、もう成人式なのですね。
お宮参り、七五三、十三詣り、と折々の節目には必ずお着物でお祝いなさってらした I 様。
積み重ねられたお幸せな時間は得難い宝物でございますね。
想い出はプライスレス。
将来手に入れたいと思って叶うものではございません。
染織の知識も豊富で、かつては教壇に立ち未来を担う生徒を育ててこられた I 様は、お孫様にも日本の良き伝統や、日々の確かな暮らしの大切さを伝えてゆきたいと仰います。
若輩の私共にも常にお優しい視線で接していただき、勉強させていただいています。
I 様、いつも誠に有り難うございます。
