名古屋帯(染め・刺繍)
夏物一覧
長市松状に絽目を織り上げた変わり麻地の、晒したような白地に、深縹一色で染め上げたイトヒキアジ。
一見、エンゼルフィッシュかと思えるのですが、幼魚だと、このように長い背びれと尾びれが特徴的な体をしているのだそうです。
染帯として綺麗に締めていただけるよう、それぞれのイトヒキアジの大きさや配置、あぶくとのバランスなどが緻密に計算された、さすが”染織作家の帯”の佇まいなのですが、
そんなことよりもまずは、とにかく可愛い。
イトヒキアジのユーモラスな表情や、長く伸びた背びれや尾びれがひらひらとステキなのです。
全通です。
お洒落着に。
国画会準会員
2006年 女子美術大学芸術学部工芸科染専攻 卒業
同年 「国展」初入選
2010年 国画会工芸部激励賞受賞
■ 五十嵐沙樹 染名古屋帯(イトヒキアジ/型絵染)
●品切れ