着用機会が多いお洒落着に比べると、盛装着は袖を通す機会自体は少なくなるかもしれませんが、ただ、その一回の重みが違う。
あの時とても素敵でした。
よくお似合いでらっしゃいました。
と、いつまでもご自身も周りの皆様も、そしてお写真でも記憶に留まり続けるのです。
今回ご紹介いたしますのは夏の盛装着の一揃え。
素晴らしい手描き友禅の付下の組み合わせをご紹介いたします。
付下も、そして袋帯も、
多く文章でご案内することはかえって野暮ではないだろうかと思えるぐらい、それぞれとても素晴らしい作品でございます。
夏には特に、色数少なくお纏めいただくことが肝要だと思うのですが、少なくすればするほど、作品のクオリティが問われるものですね。
しみじみと美しい。
そうお感じいただけましたら幸いです。
帯締めにはお色を効かせて、アクセントといたしましたが、白ベースの帯締めを合わせていただいてもすっきりと綺麗でしょう。
■ 着物:紗紬付下(風にそよぐ萩)
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯:美術工芸 啓 袋帯(夏熨斗目)
●品切れ
■ 帯締め:帯締め 綾竹台遠州組(紺青色×青磁色)[夏・単衣向]
●品切れ
■ 帯揚げ:帯揚げ(桔梗暈かし/白縹色・絽)[夏・単衣向]
●品切れ