秋は、可愛いお子様方の手を引いたご家族を拝見する機会が多いですね。
心の中で、お目出度うございます、とお祝いしつつ、幸せのお裾分けをいただくような気分になります。
さて、私共の姪っ子、愛子ちゃんの長女、Rちゃんも七五三を迎えました。
コロナにより様々なライフイベントが中止や延期を余儀なくされたこの数年間。
皆で集える機会がいかに大切だったのか、痛感いたしましたね。
当日は快晴だったそう。
Rちゃん、弟の手を引いてしっかりお姉様としてお詣りをし、両家揃っての食事会や記念撮影も和やかに。
可愛い子供達の成長を寿ぐ、良き時間を過ごせたようです。
両家揃っての記念撮影、
向かって右が愛子ちゃんと義兄、義姉でございます。
Rちゃんのお着物は、愛子ちゃんが七五三で着用したもの。
Rちゃんに合わせ、身丈や裄を調整いたしました。
絹は美しく、とても優れた素材ですから、代を繋いでお召しいただけます。
Rちゃんも、同じ着物を着た同年代のママに出会えますね。
愛子ちゃん、長男のKちゃんのお宮詣りの記念撮影の時、私(愛子ちゃんにとって私すずめは伯母でございますね)の訪問着を着用してくれました。
今度も着る?と尋ねると是非♪との返事。
違う着物を勧めましたら、いえ、あの着物が気に入ってるの、と愛子嬢。(^_^)v
袋帯をモールの黒地の帯に替え、着用してもらいました。
義姉も実家(えり新)が呉服屋ですからもちろん揃えているのですが、
お義姉さんにも着てもらえたら嬉しいと思い、提案いたしましたら快く快諾してくれました♪
義姉の着物は、銀鼠色地に秋の景色を染め上げた付下です。
袋帯は、川島織物。
最近は私自身が礼装着を着る機会が減っていましたので、こうして着てもらえると本当に嬉しく、光栄です。
お婿さんのお母様のお着物姿も素敵ですね。
女性4人がそれぞれの晴れ着に身を包み並んだお写真、なんて華やかなことでしょう。
お着物の存在感は洋装では決して叶えることが出来ないものですね。
ご両家の皆様、誠にお目出度うございます。