着心地ご案内(着物・帯・羽織りもの)
何だか大層なネーミングで、恐縮する感もあるのですが…。
ネットは便利ですが、生地の質感や微妙な色合いの表現がとても難しく、(実はその違いが御値段の違いだったり、手のかかり具合の差だったりするので、とても大事な事なんですけど)
この小紋も写真での表現が難しい着物の一つです。
光の当り具合や光源によってその表情が変わり、花織が浮いて見えたり、市松地紋が浮き上がったり、まるきり無地に見えたりと動く度に変わるのです。
但し、その変化は驚くほど変化するのではなく、とても穏やか。
通りすがりの方から、ほのかに漂ってきた香水の香りに、良い香りね、と、ふっと和むような、そんな感じの小紋なのです。
生地の地紋と染を上手く組み合わせたこのシリーズ、
合わせていただく帯によって、様々なシーンでお召しいただけます。