名古屋帯(染め・刺繍)
四季がある喜び。
その季節になると巡り合える草花を眺めていると、一年の時間の経過を想い、感慨深くなりますね。
着物の醍醐味の一つは、その四季を纏えること。
この季節になればこれを纏おう。
毎年の楽しみになるのです。
こちらは杜若の染帯です。
極く僅かに緑味を帯びた白茶色の地に、鮮やかに咲き誇る青色の杜若。
圧倒的に美しく凜としています。
染めの川勝さんの作品です。
川勝に集う染匠が特別な作品を持ち寄る琳派逸品展にて拝見した作品で、その美しさは会場でも輝いておりました。
原典は掛け軸に描かれた杜若。
花弁に刺繍をあしらいながら、見事な友禅で描かれた作品です。
訪問着から紬まで、
季節を語る染帯で、洒脱な姿をお楽しみ下さいませ。
■ 染名古屋帯(杜若/塩瀬)
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。