思うに任せぬ毎日が続いたからでしょうか。
着て素晴らしいのは当然ですが、たとう紙の上で開き眺めているだけでハッピーになる、心が豊かになる。そんな組み合わせを皆様にお届け出来れば幸いです。

 

弊店誂えの伊那紬に、可愛い刺繍の名古屋帯をコーディネートいたしました。
伊那紬は約38cm、一尺の大きな横段に区切って、銀鼠色、空色、丁子茶糸を段々に織り上げた作品です。

三色どのお色もいわゆる「間違いがない」、お顔映りの良い綺麗色。
その三色を同時に着てしまいましょう、とのコンセプトで織っていただいた作品なのです。
ライトブラウン×ブルーの冴えは、今の旬の組み合わせですね。

 

帯は、総刺繍で描かれたイギリスの豊かな自然です。
草花文様と小動物達の愛らしいこと♪
刺繍の量感は、友禅にはない立体感と華やかさが魅力的でございますね。
紫味を帯びた焦茶色地に描かれた草花、虫たち、リスさん達はモーブな地色に合わせ、水色を効かせつつ、シックカラフルに刺繍されているのです。

 

帯締め＆帯揚げは、着物や帯と色を揃えながらも少しずつ替えて。

 

カフェにお茶を飲みに。

お友達とお食事に。

 

何気ない日常をより楽しく心豊かな一日に変えてくれるのがお着物です。

 

今日も楽しみましょう♪