お洋服姿をご紹介出来ないのが残念な位、実に様々な色柄の洋服&帽子を着こなしてらっしゃるE様。
洋装、和装に限らず、お洒落な方はいつもお洒落でございますよね。
さて、この度は木綿着物のコーディネートをご披露いただきます。
小物のアレンジや着付けを変え、色々な着こなしを楽しむ「着回し力」、
ここに着目してのご披露です♪
クリスマスコーデでは、トナカイの帯揚げでグリーンをプラスしてらっしゃいましたが、この度は和小物さくらさんの帯揚げで。
正倉院展でお求めになったブローチを帯留に。
着物を着るようになると、帯留めに出来るかどうかが購入のポイントになる、とE様。
はい、深く、深く、同意いたします。
生地がしっかりしているので、むしろ袷の季節に着たくなりますね、と、単衣と袷時期にご愛用とか。
芝崎圭一さんの生成り色に藍の格子の木綿には、まず、帯は、宮崎涼子・作「白露」を合わせ、長谷川大祐・作「桜花」の帯留めの組合せです。
金属の質感が面白いですね、と御手に取ってくださった帯留めは、桜の季節以外でも使えそうと仰います。
桜の帯留めを桜の下でも拝見してみたい、と、姫路城近くでロケハンさせていただいた御写真です。
こちらでは、宮崎涼子作「白金」の帯をコーディネート。
宮崎さんの帯は2点ともとてもお気に入ってくださっているとのこと、作家冥利に尽きますね。
先程のお写真と比べると、同じお着物でもかなりイメージが変わりました。
この度は、紫色の絞り半衿を付けたので、帯揚げを紫の縮緬無地に変え、お写真には写っていませんが、草履もグレイにご変更されたそう。
帯のお太鼓も小さめに、衣紋は抜き気味に着付けされた、小粋な風情のお姿です。
お稽古毎のお師匠さんみたいです!、と申し上げた私すずめ…。(^_^;)
合わせる小物の色はもとより、着付けでもイメージを変えることが出来るのは着物ならでは。
かくも着物の世界は奧深く、興味が尽きることはないのです。
いつも素敵なお姿をご披露いただき、誠にありがとうございます。