いろいろとお疲れさま。
頑張った自分へのご褒美に、美味しいお茶を飲みましょうよ。

 

暖かい声で語りかけてくれるような、

帯の銘は「カフェタイム」。

 

素敵な名古屋帯のコーディネートをご紹介いたします。

 

帯、とっても可愛くないですか。

 

カップやサーバーの輪郭はステッチのような手刺繍で、柄の部分は、モール織の”もこもこ ふわふわ”。
素朴で”わざと”色を外したその感覚がとてもお洒落でキュート。
エクリュ色の紬地に北欧トーンのお色遣いは洗練されて、まさに大人可愛い帯に一目惚れいたしました。

 

ほっと一息の穏やかな時間に寄り添うには、身を包むお着物もまた、着心地がよいお着物で幸福感に包まれたい。

 

勝山さと子さんの小格子柄の濃グレイ色の紬を合わせます。
こちらは、扁平糸仕様の絹雲織と違って、袷着にお勧めのお着物。（扁平糸仕様は、単衣、袷どちらでも）

 

特徴はその糸遣い。
愛媛県の養蚕農家で飼育された小さな繭から生まれた糸は、丁寧な染めと手織りにより、ふんわりと、そして適度な艶感と滑らかな布表を誇る着尺となりました。

 

帯合わせにより、都会的でスタイリッシュな印象を約束してくれるお着物ですが、今回は、素朴さや温もり面をクローズアップ。
気負わずお召しいただけますね。

 

帯揚げはプチプチとふくれたような地紋が楽しいシックな桜鼠色で。
帯締めでアクセントを。

 

お友達との気楽なお出かけに。
もちろん、カフェ巡りに。

 

ほのぼのしましょうよ。