兵庫県 S様
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着付け師を目指し日々研鑽を続けてらっしゃいますS様。
お母様が和裁をしてらして、沢山の着物を持たせて下さったそう。
いざ、改めて着付けに取り組み、着物に向き合うようになった時、その有り難みを今更ながら感じています、と仰います。
S様がお着物に親しむようになり、一番喜んで下さるのはお母様かもしれませんね。
さて、こちらは、竺仙の紬浴衣に麻の八寸帯のコーディネート、9月初旬の装いです。
着付けのインターンに向かう途中にお立ち寄り下さいました。
半衿を付け、帯締め帯揚げをセレクトし、すっきり綺麗にお召しいただきますと…
如何でしょう、
浴衣、ではございませんよね。
昨今の単衣時期は夏と思える位の蒸し暑さでございますから、秋口にもお召しいただける色柄はとても重宝。
染めの木綿着物として、皆様もどうぞお召しになって下さいませ。
さて、続きましては、紬の単衣着に焦げ茶色のアップリケの帯をコーディネート。
ル・ポン国際音楽祭2019にお出かけの途中にお立ち寄り下さいました。
バッグが音楽会~♪ 素敵ですね。
ブラウン系にまとめ、帯揚げとお草履のブルーがアクセント。
お召しの紬は、恐らくお母様が縫おうと裁ち切りで置いておかれた反物でした。
単衣着が手薄なので、と弊店にて縫わせていただきました。
帯は、焦げ茶色に木の葉の柄、これアップリケなのです。
職人さんが遊び心で作ったのですが、遊びと申しましても、そこは職人。
ご自身もキルト工房を主宰なさるS様ですから、これいいですね、とお出迎えいただくこととなりました。
色々な着物に合いますよ、とS様。有り難うございます!
秋の単衣着、ご披露いただきまして誠に有り難うございます。