お着物を慈しむ、楽しめるのは本当に有り難い事ですね。
心身共に健やかでなければ、今度何を着てゆこうと箪笥の前であれこれ思案したり、そもそも、お出かけする気持にもなれませんもの。
弊店が復刻致しました吉野間道御召をお気に召していただき、青摺色で御誂えいただきましたH様。
モダンアートと銘をつけた蝶の刺繍の名古屋帯も、吉野間道に合わせるべくお求めくださったのですが、その直後、お母様のご体調が優れなくなり、介護の日々へ。
お着物に袖を通す余裕がない生活が続いたそうです。
懸命なご家族の介護もあり、少しずつご快癒なさって、ようやくご自身へと目を向ける余裕が生まれたそう。
やっと念願叶い、袖を通して下さったお着物です。
その長い道のりだっただけに、大変嬉しい時間を過ごせました、とH様。
お写真からも、心から楽しみ、リラックスなさったご様子が伝わって参りますね。
溢れんばかりの笑顔がとっても素敵。
青摺の微妙な色合いがとても良くお似合いでらっしゃいます。
喜んでいただけて、本当に嬉しいです。
こんばんは。
ご無沙汰しており、申し訳ありません。
昨日、* * さんと劇団四季のエビータの観劇に行ってまいりました。
久しぶりの観劇、とっておきの吉野間道を着用しました。
吉野間道の着心地ですが、軽いのにストンと落ち、着付けやすく、足さばきも良く、
柔らかく包み込まれるようで、大変気に入りました。
色も、光によって変化し、表情豊かな1枚となり、大変喜んでおります。
写真は、* * さんに撮って頂きましたが、仰るには、お日様の光だとグリーンのように見え、
照明の下では、黒蝶パールのように見えたそうで、『楽しめるお着物ですね』と、共に喜んで頂きました。
帯は、モダンな蝶の刺繍が好きで購入しましたが、実際手にとってみると、色がまた、真っ白ではなく、
かと言って他の色味が強い訳でもない絶妙な白さ加減で、幅広い場で活躍してくれる予感がして
ワクワクする帯でした。
吉野間道も帯も、大好きなお着物となりました。
袖を通した時の暖かさ、柔らかさ、醸し出してくれる上品な空気感も、着物初心者の私には、勿体ないお品ですが、
思いきって、お迎えして本当に良かったと思っております。
大切に纏っていきたいと思います。
H様、有り難うございます。
お母様も、より一層お元気になられますように。