いつも素敵なお姿をご披露いただくE様。
この度ご披露いただきますのは、従来には無い新しいタイプの綿麻縮をお召しになったお姿です。
綿麻縮は、長市松と熨斗目の絵羽付けの2タイプ。
従来の綿麻縮ではない柄ゆきなので、設計、製造に苦労され、試行錯誤の結果、ようやく織り上がったものの、本来ご紹介すべき時期から大きく外れてしまいました。
とても素敵な出来栄えだったので、昨年の夏の終わりにご紹介させていただきましたところ、お客様方の御目に留まり、オファーが相次ぎ、製造のほぼ全量に近い枚数を弊店で頂戴することになったのです。
苦労して作った甲斐があったと、メーカーさんも大喜び。
E様にもお気に入っていただきまして、今年、デビューしていただきました♪
熨斗目の綿麻縮はエレガントな雰囲気ですね。
多ち花さんの生紬地の御所解きの帯を合わせ、よりドレッシーに。
この綿麻縮は生地が厚めで、且つこの熨斗目柄ですので、お召しいただきますと、ほぼ紬、もしくは作家ものの木綿感覚。
クラスアップな綿麻縮なので御所解きの帯とも良く合いますね。
こちらは京都の南座前で。
中村獅童&初音ミクのコラボ歌舞伎をご覧に。
組目が美しい 和小物さくら「タイ王室御用達 KOMKRIT工房」のバッグをお持ちになって。
今年も猛暑でございました。
灼熱の京都の日射し、眩しそう…。
こちらが大きな三色が織り分けられた長市松。
ヨーロッパ、北欧へ行かれた時にお召しいただきました。
『海外旅行で着物を着る』
着物好きにとっては、憧れですよね。
シックな色調でモダンな長市松の綿麻縮は北欧にぴったりでは♪とご持参いただきました。
軽く身軽に、ということで帯は竺仙さんの兵児帯を。
お着物姿はとてもご評判がよく、とても喜んでくださったそう。
雑誌で拝見するお着物姿は当然素敵ですが、作り込まれた世界でもございますよね。
実際に街でお着物を愉しむリアルなお姿は、着こなしやコーディネートなど、とても参考になりますね。
この度もご披露いただきまして誠に有り難うございました!